白い歯研究所

知覚過敏以外の「歯がしみる原因」って?


1,547 views

エナメル質が損傷し象牙質が露出すると「しみる」感覚が生じます

冷たい水を口に含んだときに「しみる」感覚を覚えたら、ほとんどの方が「知覚過敏かな?」と思うのが普通ですね。
しかし、この「しみる」原因は知覚過敏に限ったものではありません。
そこで、なぜ「歯がしみるのか?」を理解して、知覚過敏以外の「しみる」を見ていきましょう。
まず、歯がしみるメカニズムについてです。
簡単に説明すると、歯の中には歯髄と呼ばれる神経がありますが、この歯髄が冷たい水などに刺激されて「しみる」感覚が生じます。
歯髄が外的な要因によって刺激を受けることは、歯が健康な状態であれば普通はありえません。
「しみる」ということは歯の黄信号でもあると思ってください。

歯茎が後退して、セメント質が損傷することのよっても象牙質が露出します

歯は表面がエナメル質、その内側が象牙質という二層構造になっています。
歯髄は象牙質の内部の神経ですので、エナメル質が溶けたり傷が入ったりして象牙質が露出しない限り歯髄に刺激は伝わりません。
逆にいうと「しみる」感覚を覚える方は、エナメル質の一部が溶けていたり、損傷して象牙質が露出しているということです。
また、歯茎の中では、歯はエナメル質ではなくてセメント質で覆われています。
歯茎が後退することのよって本来は露出していないセメント質の部分が露出することがあります。
この場合も、セメント質が損傷することによって、象牙質が露出し「しみる」ことがあります。

不適切な歯磨き、そして虫歯、歯周病、さらに加齢も原因になります

知覚過敏の大半が、歯磨きによってエナメル質が傷ついて象牙質が露出してしまって引き起こるというケースです。
もちろん、簡単にエナメル質が損傷して象牙質が露出するようなことはありません。
エナメル質には損傷を修復する機能がありますので、傷ついても元に戻ります。
ただ、研磨剤などの入った歯磨き粉で何度も何度も不適切な歯磨きを続けると、修復が間に合わなくなって象牙質が露出してきます。
歯磨き粉の選択、そしてエナメル質にやさしい歯磨きを心掛けることが必要です。
歯磨き以外にも、象牙質が露出する原因があります。
それは虫歯と歯周病です。虫歯はエナメル質が溶けだしている状態です。
一方、歯周病は歯茎を後退させます。
その結果、セメント質の部分が露出して損傷を受けることによって象牙質が露出してしまいます。
また、歯茎の後退は、歯周病に限らず加齢によっても引き起こりますので、加齢と共に「しみる」ことが多くなることも覚えておいてください。

歯を守る救急カバン


合わせて読みたい

黒ずみ、黄ばみ、ヤニ、歯垢…あなたが「白い歯」をあきらめた原因はどれ?