白い歯研究所

知覚過敏と虫歯の症状の違い


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症状の違いが分かるようであれば虫歯は相当悪化しています

「知覚過敏だと思って歯科医院で診察を受けると実は虫歯だった」、逆に「診察してもらったら虫歯ではなく知覚過敏だった」というケースが結構多いようです。
知覚過敏と虫歯では初期の段階では「歯がしみる」という感覚から症状は始まります。
そのため、専門家でない一般の人が「知覚過敏なのか虫歯なのかわからない」というのは当然のことです。
歯の具合が悪い場合、歯科医院で診察を受けて症状に合った治療を受けるのがベストなのですが、ここでは「知覚過敏と虫歯の症状の類似点と相違点」を確認してみることにします。

気になる歯の痛み

初期段階は、いずれも「しみる」症状で共通していて相違点は顕著に現れません

まず、類似点ですが初期の段階では、いずれも「冷たいものや温かいものを口にするとしみる」「甘いものを口にするとしみる」「冷たい風が歯にあたるとしみる」ということになります。
ポイントは「しみる」ことですね。
一方、相違点についてはほとんど見られません。
この段階では、知覚過敏なのか虫歯なのかを判断することは大変難しいことです。
しかし、さらに進行して次の段階に入ると相違点が顕著に現われてきます。
知覚過敏の場合、「しみる」は変わりませんが、人によっては歯肉が後退するケースがあります。
この歯肉の後退は、歯周病の可能性もありますので要チェックです。
一方、虫歯の場合は「しみる」から「ズキンズキンした痛み」に変わります。
さらに「痛み」も慢性的な痛みへと変わっていきますので、この段階になると素人でも判断がつくようになります。

症状の違いがわからない早期に受診するのが治療のポイントです。

初期の段階では、いずれも「しみる」症状しか現われず、進行する内に「痛み」が慢性化するかどうかで知覚過敏と虫歯の症状に違いが出てくるということです
注意しておいて頂きたいのは(歯周病の予兆としての知覚過敏は別にして)虫歯の場合は「痛み」が慢性化する段階になると相当悪化しているということです。
この段階での虫歯治療は、虫歯の浸蝕度にもよりますが、詰め物や被せ物では追いつかず、最悪の場合は抜歯や差し歯ということになりかねません。
くれぐれも「早目の受診」を心掛けて頂きたいと思います。


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