白い歯研究所

歯周病の検査と治療


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歯周病は(進行の度合いに応じた)適切な治療法が確立されています

「歯がしみる」「噛み合わせが悪くなった」「歯茎が後退して歯が細長く見える」「出っ歯になった」「歯茎の色が悪い」等が、歯周病の予兆や進行している状態を知る自覚症状の典型例です。
こうした知識がないと(素人では)なかなか歯周病だとは気付かないものです。
歯周病のもっとも初期段階である歯がしみる感覚を覚えるようになったら、まず歯科医院で診察してもらうことが早期改善のポイントです。
歯科医院では、実際にどのような検査や治療が行われるのでしょうか。
歯周病の検査と治療の現場を見ていくことにしましょう。

歯周病の進行

##歯周ポケットの深さと顎の骨密度、さらに歯の動揺度が検査の基本です

まず検査ですが、歯周病がどの程度進行しているのかを知るために歯周ポケットの深さを計測します。
歯周ポケットというのは、歯と歯茎の間の溝のことを言います。
この溝が深いほど歯周病が進行していることになります。
さらにレントゲン検査で顎の骨の骨密度を精査します。
歯周病が進行するに連れて骨密度は低くなります。
また歯のぐらつきを調べる動揺度検査なども行なわれます。
これらの検査によって歯周病の進行度を測り、同時に進行度に合わせた治療が選択されることになります。
治療ですが、歯周病の進行状況に合わせて(基本的に)軽度、中度、重度の三段階に分けて異なる治療方法が採られます。

##最も進行した段階では歯周組織の再生治療が中心になります

軽度の場合ですと歯磨きのブラッシングでは取り除けない歯垢や歯石を取り除き、さらに歯磨きの正しいブラッシングを指導します。
継続的に歯垢や歯石を取り除いて、自宅でも正しいブラッシングを行っていれば軽度の歯周病は改善します。
中度になると、歯周ポケットの奥深くに付着した歯垢や歯石を除去するとともに、必要に応じて外科的措置によって、歯根に付着した歯垢や歯石、さらに感染し組織自体を除去することになります。
重度では、歯根膜や顎の骨まで溶け始めているケースがほとんどですので、こうした溶け始めた歯根膜や顎の骨などの歯周組織の再生治療が中心になります。
このように歯周病は、進行具合に合わせて治療方法が確立されていますので、「もう手遅れ」と考えず、歯周病治療に真正面から向き合うようにしてください。


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